ツアボイースト・ウエストをあわせると四国より大きい国立公園。ケニアで一番広くアフリカではザンビアのカフエ国立公園についで2番目の広さです。ナイロビから約300キロ、車で約5時間の位置です。
ツアボには多くのゾウが生息し、土の色が赤くその土を動物が浴びるため、レッド・エレファントと呼ばれています。
モンバサへ通じる鉄道が公園内を走っており、建設中に人食いライオンがでたため、何年も工事が遅れたというエピソードがあります。現在もゾウと列車の衝突事故があったり、イーストとウエストの間に走るモンバサ・ロードをゾウの大群が横断し、車の流れを中断させることもあります(現在は車の通行量が多いためか、夜、横断している)。ほとんどの種類の動物が生息しますが、ブッシュが高く動物を探すことが少しむずかしいかも。
・ツアボ イースト国立公園
広さは11,000平方キロメートル。ムダンダロックという巨大な岩山があり、頂上まで歩いて登ることができます。頂上に着いたとたん見下ろすと、ゾウの大群が水飲み場に集まっていることもあり圧倒されます。
・ツアボ ウエスト国立公園
広さ8500平方キロメートル。ムジマスプリングという地下水が湧き出た湖にガラス張りの水中展望台があり、魚の遊泳や運がよければカバの水中散歩を見ることができます。